命にかかわる血圧破裂

血圧破裂の危険度

血圧は運動やその他の原因で一定しておらず、常に変化しています。その変化の中で、ずっと正常値でなく治療が必要なものに高血圧と低血圧があります。低血圧の症状は朝が起きづらい、急に身体を動かした際に脳貧血を起こしやすく、そのために転倒して意識不明、打撲などの外傷を受ける場合もあります。身体の冷えの原因でもあります。
一方病院の治療や内服、食事や運動をより気を付けなければいけないのが高血圧です。高血圧や動脈硬化になり、血管が詰まってしまいその部分が破裂してしまう事があります。特に脳の血管でそのような状態になってしまうと脳出血と言われる病気になります。脳出血は部位により被殻出血、視床出血、皮質下出血、小脳出血、脳幹出血があり、特に多いのが被殻出血で、半身麻痺など手足の運動や感覚だけではなくて、言語機能にも影響し、失語症と言う症状が出る場合もあります。被殻出血に次いで多いのは視床出血です。視床は間脳の一部分で、被殻出血と同様に半身麻痺などの運動や感覚に障害が出る一方で、感覚障害が強く出ます。感覚障害が出ると身体に接触しているものなどがわからずに、外傷につながりやすく外出時などは注意が必要です。
脳以外の部分の血管の破裂には大動脈瘤の破裂があります。大動脈は心臓から腹部までの身体の中心の大きな血管です。その血管で動脈硬化が進み、高血圧である場合、大動脈瘤というこぶのように膨らんだ状態になります。それが破裂すると腹腔内で大出血を起こし生命の危険があります。
また、血管は内膜、中膜、外膜の3層構造になっており、部分的に亀裂が入ると動脈解離という血管の剥離が起きます。この原因とされるのも高血圧と動脈硬化です。日常生活での体調の管理が重要な病気です。